お葬式の時における香典の入れ方
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親族や、親しい知人が亡くなられて、葬儀や通夜に参列する際に、香典を持参しなければなりません。
一般的にお葬式に行くというのは告別式に行くということだけではなく、通夜も含めた葬儀の儀式に参列するといった意味となります。
以前は、通夜は夜通しで亡くなった方の灯りを絶やさないためのものと考えられていたので、通夜に出席するのは親族、友人や知人は告別式に出席するといったことが多かったようですが、最近では、仕事の関係などもあり、早朝から行われる告別式に参加するのではなく、夕方からの通夜のみに参列する方が増えてきました。
告別式でも、通夜でも用意した香典は不祝儀袋に入れて渡すのが一般的です。
そして、用意する香典は硬貨を含まないお札のみで揃えます。
弔事の場合、用意するお札も新札ではなく、使い古された札を用意するのがいいとされています。
これは、新札を香典とすると、訃報を待って用意したかのように感じられるからということのようです。
持ち合わせに香典の金額があれば、そのまま香典袋に入れればいいですが、用意したお札が新札の場合でも、わざわざ、しわくちゃにする必要はありません。
お札を真ん中から折り畳み、折り目を入れるだけで新札ではないと判断されるので、新札の場合はこのように折りたたんでから袋に入れるようにしましょう。
お札には裏表があり、人物が表記されている面が表面です。
弔事の場合は、裏面が前に来るように香典袋に入れるようにします。
お札の上下については、特に厳しくは言われてはいませんが、上側に人物がくるようにそろえるのが弔事の入れ方とされています。
特に、上下、表裏は意識しなくてもかまいませんが、お札を揃えるときには、上下と表裏はそろえるようにするのがマナーです。
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