冠婚葬祭 スエード

冠婚葬祭にスエードは非常識です

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お葬式にしても結婚式にしても、冠婚葬祭の装いについて考えるとき、うっかり忘れがちなのが靴です。
結婚式の装いは、ある程度の時間をかけて、楽しみながら、バッグや靴、アクセサリーなどトータルでコーディネイトしたりするものですが、お葬式の装いは、そうではありません。
急な訃報を受けて気が動転していたり、時間に余裕がなかったりすることも多いではないでしょうか。
女性の場合、ワンピース、スーツ、アンサンブルなどとともに、パールのネックレスやフォーマルバッグなどをあらかじめコーディネイトしていることも多いでしょう。
けれど靴については、「黒のパンプスがあれば冠婚葬祭もなんとかなる」などと日頃から思っているせいか、いざ出かけようとして、「あ、靴はどれにしよう」と慌てたりすることもありがちです。
そこで一つ、どんなに慌てても、これだけは気を付けたいということがあります。
それは、素材選びです。
お葬式に限らず冠婚葬祭全般にいえるのですが、スエードは基本的には非常識、マナー違反ということです。

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冠婚葬祭にスエードが非常識とされるのは、起毛されているため「殺生」をイメージするという理由からです。
もちろんアニマル柄やヘビ革なども同じ理由で冠婚葬祭には避けるのが常識です。
プレーンな革でも本来は動物由来ということで厳密にはNGですから、いちばん良いのは布製の靴です。
結婚式なら光沢のあるサテンなどもよいでしょう。
お葬式なら、光沢のない清楚なイメージのものを選ぶことです。
またお葬式の場合は雨のなか外で長時間立っているということも考え、はっ水加工されたものにするとよいでしょう。
ただし、冠婚葬祭のマナーというのも時代によって変わっていきますので、最近では、結婚式におけるスエードは良しとする風潮もあるようです。
むしろスエードが結婚式でNGとされる理由は、カジュアルに見えてしまうということのようです。
スエードでも、タウンスタイルに見えず、晴れの日にふさわしい華やかさがあればよいのではないでしょうか。
最後に念を押しますが、お葬式にスエードは非常識です。
いくら清楚な喪服で上品に装っても、靴で台無しにしてしまうこともありますので、ご注意ください。

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